【家でできる贅沢ごはん】黒毛和牛のすきやき

昨日の夜、無性に牛肉が、それもすきやきがたべたくなった。


外で食べるか、家で食べるか考えて

今回は家でいただくことにした。


近くのスーパーで、

500グラム3,000円の黒毛和牛を買う。

f:id:monsumonmon:20161205205922j:plain



日曜日の6時、発泡酒をあけながら、

ほろよいでキッチンに向かう。


本格的なすきやきは、まず牛肉を楽しみ、

肉の旨みをすった割り下に野菜や豆腐をいれ、あらかた火がとおったら、追加の牛肉を入れ、二度楽しむ。


牛肉の美味しくいただけるタイミングを逃さない食べ方だ。


この日はこの方法を採用した。



まず熱した鉄のフライパンに牛脂をいれる。

じゅうとよい音がして油が出る。

そこへ牛肉を一枚一枚並べていく。

たまらなくいい匂いだ。

赤みが少し残るくらいの焼き具合になったら、醤油・みりん・砂糖・少量のだしと水の割りしたをそそぎ、火を入れる。


赤みがきえ、程よく火がとおったところを、といた卵につけて食べる。少し割りしたが濃いが、卵につけるとマイルドになって、ちょうど良い。ご飯は祖母の家からもらったぴかぴかの新米だ。

これはうまい。



一通り牛肉を楽しむと、

ざく切りにした白菜・ネギ・エノキ・焼き豆腐などをならべ、蓋をする。

野菜が程よく火がとおったところで味を整え、追加の牛肉をいれる。

火がとおったところでいただく。

牛肉だけでなく、和牛の旨みをたっぷりすった野菜もおいしい。


結局シメに買ったうどんはたべれなかったが、大満足だった。


次は家でなにつくろう。


君の名は。がもののけ姫を超えた【感想】

 

 「君の名は。」がもののけ姫の興行収入を超えた。

いや、正しくは私が会社に行っている間に、そのうえのハウルも超えていた。

ただ、私にとってはいつも途中で寝てしまう、ハウルよりももののけを超えたということの方が重要なのだ。


 もののけ姫が公開された時、私は小学生だった。

一回目は家族と見に行き、二回目は友達と見に行った。

友達と初めて見に行った映画だった。

成人してからも、隠されたメッセージにううん、とうなってしまう。

そんな「もののけ姫」が、「君の名は。」にぬかれた。

 

 

言の葉の庭など新海監督作品は映像が素晴らしい。「君の名は。」の映像は格別に美しかった。

映像のきれいさ、話の展開の速さ、音楽、これから何が起こるのだろうというワクワク感、ぜひこれは[映画館で見るべきエンターテイメント]だ。

 

しかし「もののけ姫」を超えは腑に落ちない。

 なぜか。

 

まず、主人公に感情移入できなかった

主人公の二倍近い年齢の私にとっては主人公の二人はまぶしすぎた。

互いが惹かれ合っていく内面描写が弱く、キャラクターに感情移入できなかった。

私は、登場人物に感情移入ができる映画が好き。

 

【その点では、細田守監督の作品が好き。

子供の成長の速さを表すシーンや、自立するのを送り出すシーンは自分には子どもはいないが、泣けてしまう。】

 

純粋な心をもった高校生の時にみていたらなあ・・・

 

 

 

 二つ目に主題歌と本作品のストーリーに乖離があると感じてしまった。

主題歌の前前前世は、

前世から待ち焦がれた運命的な恋の絶対的な力を想像させ、

聴くたびに「見たい、見たい」という気持ちを高ぶらせた。

それに比べて本作品のストーリーの時間軸はそれほど長くなく、

「あれっ、前世どこ行った(・・?」

 となってしまった。

 

最後に本作品最大のネタバレをついうっかりヤフーレビューでみてしまった。

上映時間中、どのような流れで、ネタバレの展開までもっていくのかをずっと考えていた。完ぺきに自分に非があるのだが・・・

 

 

HUNTER×HUNTWRでハンターになったばかりのクラピカが上司に言われていた。

【敵の姿を勝手に想像するな】と。

その助言を大いに痛感した。

音楽も昔のほうが良かったなんて思うが、それは評価される側【音楽・映画】が変わったのではなくて評価する側【私】が変わってしまったということも言える。

あぁ、もののけ姫をみたときにの純粋なフィルターを通してこの映画をみたかった。